中國人民保険集団がこのほど、2019年1－2月の保険料実績を発表した。これで、中國の五大上場保険會社の2019年1－2月保険料実績（未監(jiān)査）が全て出揃った。

　A株上場保険5社の今年1－2月の元受保険料収入は前年同期比12.9％増の6440億6200萬元だった。うち中國人壽と中國人保の増加率はそれぞれ22.4％、16.5％の高水準(zhǔn)に達(dá)し、他3社はいずれも1ケタとなった。

　保険料の「主力」となる生命保険業(yè)務(wù)で、A株上場保険5社の元受保険料収入は前年同期比11.2％増の4855億7千萬元。

　マッキンゼーはレポートで、中國の生命保険市場が過去20年にわたって高成長を遂げてきたと指摘。市場の成熟に伴い、生命保険會社の収益モデルも資産駆動から負(fù)債駆動へと変わり、顧客の需要把握と価値の創(chuàng)造がますます重要になるとの見方を示した。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2019年3月20日