Pierre & Vacances-Center Parcs(PVCP)グループは歐州の観光地の開発および管理を行う大企業である。2015年に中國市場に進出してから、同グループは12件のプロジェクト契約を締結し、うち2件の新プロジェクトは2020年に売り出される。中國の許客にグループのブランドを売り込むため、PVCPグループは11月5日に上海で開幕する2019年中國國際輸入博覧會への參加を決めた。開幕前、PVCPグループの中國CEOの李祺氏は中國網の獨占インタビューに応じ、中國市場と輸入博覧會への期待を語った。
「中國のインフラの発展に深い印象を覚えた」
李祺氏は中國で生活して約4年になり、中國の活力と反応速度に深い印象を覚えた。しかし、彼を最も驚かせたのは、「中國は常に変化している」、「中國の交通インフラは壯大である」ということだ。彼は、交通インフラは國土整備のツールであるとともに、傘下のリゾート地へ行くことも便利になっている。例を挙げると、同社は中國の仏教4大聖山の1つである九華山の麓でプロジェクトを進めている。同プロジェクトは大都市からやや離れているが、高速道路で南京から直接3時間で行くことができる。付近には空港と高速鉄道の駅もあり、高速鉄道は上海や南京などの大都市と繋がっている。そのほか、新しい武滬高速鉄道でも九華山まで直接行くことができ、上海から2時間半で著く。インフラ建設は経済成長に極めて重要と言える。
「輸入博覧會は我々にとって貴重な機會」
2019年中國國際輸入博覧會の招待國の1つであるフランスは國家展示館を設置し、世界的に評価の高い17社のフランス企業、6つの地區および公立機関を紹介し、初參加するPVCPグループもその1つである。
李祺氏は、「今回の輸入博覧會に參加できることを非常に嬉しく思い、準備を進めている」と述べた。期間中、同社は映畫や映像を通してPVCPの企業文化および中國でのプロジェクト狀況を紹介する。李祺氏は、「輸入博覧會への參加は我々の中國での知名度を高める良い手段。我々は歐州市場ではリードしているが、中國ではまだ経験が淺い。そのため自分を見せる必要があり、輸入博覧會は我々にとって非常に良い機會だ」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年11月5日