ラウラス氏は、「中國は近頃、複數の措置を講じて外資投資の便利を図っている。例を挙げると、外資投資のネガティブリストの縮小、外商投資法の公布、輸入関稅の引き下げなどがある。これらの措置はどれも中國での投資を便利にし、中國市場の魅力も高めた。これは中國がこの分野で成功した理由だ」と話した。
ドイツは第1回輸入博覧會の主賓國で、今年の參加企業は前年より増加し205社に達した。ドイツ商工會議所上海代表所のシモーネ?ポール首席代表は、輸入博覧會は中國で業務を行う外資系企業にとって大きな意味があると考える。今年、ドイツからの出展業者が増加したことは、2018年第1回中國國際輸入博覧會がドイツ企業に良い場を提供し、ドイツ企業と中國公共部門の提攜パートナーとの間により密接な関係を築き、中國の現有?潛在的なビジネスパートナーとの関係を強化したことを示す。
第1回の主賓國の1つであるメキシコも今年の參加企業は60社に達し、前年より5割増加し、商品カテゴリも拡大した。中國メキシコ商會のビクター?カデナ副執行主席は取材に対し、「輸入博覧會は各國企業が対話?交流できるプラットフォームを構築した。これはメキシコ企業にとって巨大なチャンスを意味し、我々の出展業社は今回の輸入博覧會で多くの中國企業と関係を築き、新たなビジネスチャンスを発掘し、より多くの協力のチャンスを探ることを期待している」と述べた。
カデナ氏は中國のビジネス環境改善を持続的に推進する各措置を高く評価し、「今年に入り、中國は各種の減稅、引き下げ政策を打ち出した。『中華人民共和國外商投資法』および『ビジネス環境改善條例』は印象深い。ビジネス環境の改善は中國企業に恩恵をもたらすだけでなく、メキシコ企業の中國での投資も便利にし、我々は中國の解放拡大、外資誘致の誠意を実感している」と話した。
海外出展業社:中國市場に期待、展示のチャンスを探る
日本のリコーグループは2回目の輸入博覧會參加となる。リコーソフトウェア研究所(北京)有限會社の于浩會長によると、昨年の輸入博覧會で、リコーグループの展示ブースは予想を上回る人気ぶりだった。期間中、150社以上から購入意向を受け取り、喜ばしい成果を上げた。第2回輸入博覧會で、リコーグループは展示面積を400平方メートルに拡大した。
于浩氏は、「リコーグループは今回の輸入博覧會を通して中國の各級機関、企業、研究所、大學との協力分野を拡大し、中國経済のモデル転換?グレードアップおよび持続可能な発展にさらに貢獻したいと考えている」と話した。