第2回中國國際輸入博覧會が11月5日に上海で開幕した。前回の主賓國の1つであるドイツの今年の參加企業は昨年より多い205社に達した。ドイツ企業のシーメンス?ヘルシニアーズは輸入博覧會に再び參加した。中國網の取材に対し、同社の中國エリア総裁の王皓氏は、輸入博覧會は外國企業に大きな貿易プラットフォームを構築し、外國企業が中國の顧客のニーズを深く理解し、中國市場を発展させるきっかけも提供したと述べた。
中國醫療業の変革と発展を示す
王皓氏によると、シーメンス?ヘルシニアーズは1992年に中國に進出した。2018年末時點で、同社は中國に3つの研究基地と2つの研究センターを保有し、中國の1萬2000軒の病院に商品およびソリューションを提供した。中國は同社にとって世界で2番目に大きい市場である。
近年、中國の醫療設備業界に多くの新しい発展の動きが現れ、遠隔診療や人工知能(AI)アシスト診斷などの新しい業務形態がある。王皓氏は、中國経済の成長、平均所得の増加により生活の質と健康に対する理想は絶えず高まり、醫療業にも幅広い発展余地を與えたと考える。
王皓氏は、「中國市場をより深く理解し、現地化した多くの商品とソリューションを提供し、中國の醫療サービス提供者の変化し続けるニーズを満たしたい。我々にとって、輸入博覧會は大きな貿易プラットフォームというだけでなく、中國の顧客のニーズを深く理解する絶好の機會でもある」と述べた。
科學技術イノベーションで醫療業界のデジタル化を促進
今回の輸入博覧會で、シーメンス?ヘルシニアーズの展示規模は昨年より拡大し、展示內容も充実化した。展示區は「醫療業界の未來を作る」をテーマとし、自社の最新の10大革新的商品とソリューションを展示した。今年は多様化した體験および実演項目も増設し、5G遠隔超音波接続やオンライン中継など様々な形式を通して來場者に直感してもらった。
王皓氏は、醫療デジタル化は高齢化、醫療資源の不均衡な需給、末端醫療の人材不足など數多くの試練に対応する有効策の1つだと話す。『“十三五”衛生?健康計畫』から『次世代人工知能発展計畫』に至るまで、中國は長期にわたり醫療業界のデジタル化モデル転換を積極的に支持?誘導している。
「我々は引き続き中國に立腳點を置き、イノベーションと研究開発を絶えず強化し、デジタル化醫療生態圏を構築し、中國、また世界に將來性のある醫療科學技術を開発していく」と、王皓氏は自信を示した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2019年11月8日