商務部が14日に発表したデータによると、中國の今年1-10月の対外投資額は前年同期比5.9%増の累計904億6000萬ドルに達した。
商務部が同日開いた定例記者會見にて、高峰報道官は次のように紹介した。中國域內投資家は今年1-10月、世界の164カ國?地域の域外企業5365社を対象に非金融類直接投資を行った。投資額は前年同期比5.9%増の累計904億6000萬ドル。対外請負工事の売上は1155億1000萬ドルで、前年同期より橫ばい。新規契約額は10.1%増の1766億8000萬ドル。
中國は今年1-10月、「一帯一路」諸國との投資協力を積極的に推進した。中國企業は1-10月、一帯一路沿線56カ國に計114億6000萬ドルの新規投資を行い、同期の対外投資額の12.7%を占めた。一帯一路沿線國との対外請負工事新規契約額は1121億7000萬ドルで、同期の総額の63.5%を占めた。売上は635億3000萬ドルで、同期の総額の55%を占めた。
対外投資構造の改善が続き、非理性的な投資が効果的に抑制された。1-10月の対外投資の6割がリースおよびビジネスサービス業、製造業、卸売?小売業に向けられ、それぞれ32.2%、17.7%、10.8%を占めた。うち製造業向けの対外投資は5.3%増、卸売?小売業は18.5%。不動産業、スポーツ?娯楽業の対外投資に新規プロジェクトはなかった。
また対外請負工事は大型プロジェクトが多く、現地の発展をけん引し、互恵とウィンウィンを実現した。1-10月の対外請負工事新規契約額が5000萬ドル以上のプロジェクトは前年同期比14件増の587件で、新規契約額全體の84.6%を占めた。中國企業が請け負う対外請負工事のうち、インフラ建設類の契約額は1304億ドルで、新規契約額全體の73.8%を占めた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年11月15日