2019年に入り、自主ブランドの乗用車の販売臺數は數カ月連続で減少し、市場シェアも40%のレッドラインを下回り、50%近い市場シェアを握っていた自主ブランドは巨大な試練に直面している。自動車市場が全體的に低迷し、自主ブランドの間でスマート化傾向が高まっている。
吉利、長城、長安などの自主ブランドは傘下高級車のグレードアップに取り組み、広汽が発表した6人乗り大型電気乗用車「EN0.146」は風抵抗の世界新記録を更新した。北汽集団も自主ブランドの高級化を進め、「BEIJING」ブランドはスマート運転とスマートコネクテッドのグレードアップを進めている。北汽集団傘下の高級スマート新エネ車ブランド「ARCFOX」は発表會で「ボーダレス生態」戦略を発表し、新エネ車自主ブランドの高級化とスマート化に狙いを定め、傘下初のコンセプトSUVとスーパーカーモデルを國內で発表した。
一部の合弁ブランドはミドル?ローエンドモデルを強化している。広汽豊田の「WILDLANDER」、東風プジョーの「新型2008」と「e-2008」も、人気のコンパクトSUV市場に狙いを定めている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月25日