「中國で最も稼ぐ高速鉄道がまもなく上場する」。ドイツテレビは8日、中國の京滬高速鉄道のIPO結(jié)果が10日に公表され、A株上場に一歩まい進(jìn)したと伝えた。これは中國の高速鉄道経済の勢いある発展を象徴する。

　1月3日、京滬高速鉄道はIPO公告と目論見書を公表し、発行価格は1株4.88元、初回IPO資金調(diào)達(dá)額は306億7500萬元になると明かした。

　京滬高速鉄道は中國で最も稼いでいる高速鉄道で、2014年から5年連続で黒字を?qū)g現(xiàn)している。うち2018年は102億4800萬元、2019年1～9月は95億2000萬元に達(dá)する。1日平均利益は約3000萬元で、保健機(jī)関を含む投資者は巨額の利益を得ている。中國鉄投は持ち株比率49.76%で筆頭株主、平安資管は11.44%で2番目の大株主。

　機(jī)関の分析によると、京滬高速鉄道の利益能力にはまだ大きな向上余地がある。ドイツ紙『Gateza Mercantil』は、京滬高速鉄道の上場は、中國が國営企業(yè)が主導(dǎo)する産業(yè)の開放に力を入れていることを示すと論じた。中國は民間資本がエネルギー、通信、軌道交通などのインフラ分野に入りやすく、実體経済を活性化している。中國の李克強(qiáng)総理も2019年の會(huì)議でこの點(diǎn)を強(qiáng)調(diào)した。

　ドイツ紙『ターゲスシュピーゲル』は中國の高速鉄道の急発展を振り返り、以下のように論じた。15年前、中國には高速鉄道線が1本もなかったが、2019年末に中國の高速鉄道運(yùn)営距離は3萬5000キロになり、世界のその他の國の合計(jì)を超えた。中國は世界最大の高速鉄道網(wǎng)を有するだけでなく、世界最速の高速列車も有する。

　『ターゲスシュピーゲル』は、主な原因は、中國鉄道部門はドイツのシーメンス、フランスのアルストムなどの海外の列車メーカーおよび部品業(yè)者と協(xié)力し、2014年にドイツ、フランス、日本が技術(shù)を交換條件に中國市場に進(jìn)出することを許可したことだとの見解を示した。中國の高速鉄道技術(shù)は協(xié)力の中で進(jìn)歩し続けている。中國の高速鉄道の次の重要任務(wù)は、全國の10本以上の高速鉄道線を赤字にしないことの実現(xiàn)である。まもなく上場する京滬高速鉄道は1つの手本になる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2020年1月9日