新型コロナウイルスの感染流行が短期的に中國経済成長へ一定の影響を及ぼすのは間違いないが、長期でみればその影響が全體的に抑えられ、中國経済の成長の靭性と長期的に上向くファンダメンタルズは変わらない。資本市場では海外に比べ、A株のパフォーマンスが強(qiáng)い靭性と耐リスク能力を示している。
このところ、資本市場のマインドを向上させる包括的な措置が打ち出されている。3月27日に開かれた中共中央政治局會では、マクロ経済調(diào)節(jié)を強(qiáng)化する方針が示された。この動きは、資本市場の安定運(yùn)行を促進(jìn)し、市場と投資家のマインドを高める大きな効果をもたらすだろう。
政治局會議では、「貸出市場の金利低下を誘導(dǎo)し、適切な流動性を保つ」方針が示された。それから間もない3月30日に中國人民銀行(中央銀行)は、7日物リバースレポ金利を2.20ポイントに20bp(ベーシスポイント)引き下げると発表。これは今年2度目の金利引き下げで、引き下げ幅が前回よりも10bp大きかった。政治局會議で打ち出された方針が実行されたことになる。
リバースレポは、中央銀行が流動性を拡充するために行う公開市場操作の一つだ。今回の金利引き下げは、各方面に総合的に配慮して実施され、國內(nèi)の営業(yè)?生産再開や実體経済の損失を補(bǔ)うことにつながる。また、企業(yè)の資金調(diào)達(dá)コストを下げ、経済成長のエネルギーを高める上、資本市場の安定維持につながるため、市場に対する投資家の期待とリスク選好を後押しし、投資家マインドを向上させた。