中國財政部が7日に発表した統計によると、2020年1-3月に全國で発行された地方政府債券（地方債）の発行額は1兆6105億元に上った。うち、一般債は5065億元、特別債は1兆1040億元。用途別では、新発債が1兆5424億元、既発債が681億元。

　統計によると、2020年3月末時點での全國の地方債の殘高は22兆8219億元。うち、一般債は12兆3214億元、特別債は10兆5005億元。政府保証債は22兆6330億元、非政府保証債形式の既発債は1889億元。

　2020年3月末時點での、地方債の殘存償還年數は平均5.5年で、うち一般債が5.2年、特別債が5.9年。平均金利は3.53％で、うち一般債が3.54％、特別債が3.52％。

　財政部副部長の許宏才氏は先般、「各地方政府が発行した新発特別債による調達資金は、全て鉄道や軌道交通などの交通インフラ、環境保護、農林?水利、地方公共事業、産業パークなどの重要インフラ整備に充てられる。條件を満たす重要プロジェクトの資本金に充てられる特別債の発行規模は約1300億元で、社會資本の投資を促し、有効投資の拡大につながっている」と語った。

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2020年4月8日