北京怡和嘉業醫療科技有限公司の許堅CMO(最高マーケティング責任者)は『科技日報』に対し、「1月18日以降、我々工場の生産ラインはフル稼働し、ここ2日は特にそうである。海外での感染癥蔓延が速すぎるため、工場は週7日休むことなく、9時から21時まで生産している。4月末まで生産スケジュールが埋まっているが、毎日多くの注文の電話が海外からある」と述べた。
新型コロナウイルス感染癥の世界での急速な蔓延に伴い、海外で呼吸器のニーズが激増し、中でも侵襲的呼吸器の需要が増加し、中國は呼吸器の重要な輸出國になっている。工業情報化部の統計によると、3月19日から30日までに、中國は海外に侵襲的呼吸器1700臺以上を提供した。
天津泰達醫院重癥醫學科行政副主任で天津の湖北支援醫療チームメンバーの王一旻氏は、「呼吸困難は新型コロナウイルス感染者に見られる典型的な癥狀の1つで、呼吸器補助または代替呼吸で血中酸素を確保し、呼吸器系統と重要な器官の衰弱を回避するしかない。感染癥がある程度まで流行すると、助かる重篤患者の割合は呼吸器の數で決まる」と述べた。