新型コロナウイルス感染が流行するなか、中國企業(yè)が建設(shè)したケニア標(biāo)準(zhǔn)軌鉄道は、旅客輸送を一時(shí)停止しているが、貨物輸送は円滑に行っている。貨物列車は、至急必要な醫(yī)療物資と生活必需品を運(yùn)び、ケニアの防疫対策を支えている。
モンバサ-ナイロビ鉄道を運(yùn)営する非州之星鉄路運(yùn)営公司によると、ケニアが「都市封鎖」政策を開始した4月7日から4月22日までに、同鉄道は貨物列車220本、1日當(dāng)たり14本を運(yùn)行し、計(jì)18萬3350.6トンに上る1萬6544TEUのコンテナを運(yùn)んだ。3月25日から4月22日までに運(yùn)んだケニアの各種防疫物資(消毒液やアルコールを含む)は52TEU、食料は計(jì)2萬2143.6トンに上る732TEUとなった。
非州之星鉄路運(yùn)営公司副総経理の何福漢氏は記者に対し、困難や問題を抱えながらも、現(xiàn)地の食料や生活必需品、防疫物資の輸送を保障するため、同社が関係者との協(xié)調(diào)と人員配置を強(qiáng)化し、複數(shù)の措置を同時(shí)に講じていると話した。
ケニア標(biāo)準(zhǔn)軌鉄道は、東アフリカ鉄道ネットワークの重要な一部となっている。ケニア-モンバサ鉄道は全長480km、2017年5月に開通し、東アフリカ鉄道ネットワークの起點(diǎn)となっている。同路線の延伸によるナイロビ-マラバ鉄道第一期は旅客輸送を2019年10月に、貨物輸送を2019年12月に開始した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年4月28日