新型コロナウイルスの感染流行による影響が広がり、観光業(yè)の停止、歐米ファッション企業(yè)による発注取消、航空輸送量の急減などによって、カンボジア経済は大きな試練に直面している。こうしたなか、中國系企業(yè)はカンボジアで投資と生産を継続し、カンボジアの人々と共に困難克服に努めており、カンボジア経済回復(fù)の原動力を提供し、その基盤を築いた。
在カンボジア中國大使館を取材した記者によると、今年第1四半期の中國とカンボジアの貿(mào)易総額は前年同期比1.7%増の20億3000萬米ドルだった。カンボジアの公式統(tǒng)計によると、今年1-4月のコメの対中輸出量は前年同期比28%増の12萬2000トンに上った。
在カンボジア中國大使の王文天氏は先ごろ『新華社』記者の取材に対し、感染癥流行の影響を受けて人員と物資の越境流動が滯っているため、サプライチェーンが正常に戻らず、経済協(xié)力の難易度も上がったと話した。それでも中國とカンボジアの経済貿(mào)易協(xié)力が長期的に前進するファンダメンタルズは変わっておらず、粘り強さを示していると説明。防疫対策を進めながら、中國とカンボジアの経済貿(mào)易協(xié)力が柔軟かつ著実に進んでいるとしている。
また、中國とカンボジアが共同建設(shè)する「一帯一路」重點プロジェクトと民生貢獻プロジェクトが防疫対策中も著実に進んでいる。プノンペン-シアヌークビル高速道路は工事が進み出し、完成すれば首都経済圏とカンボジア最大深水港のシアヌークビル港をつないでカンボジアの物流効率を高め、交通所要時間を短縮する見通しだ。中國が建設(shè)を支援するカンボジア新國立競技場は仕上げの段階に入っており、2023年東南アジア競技大會のメイン會場となる予定のほか、トボンクムン州の病院はすでに建てられた。カンボジア郵政省と5G提攜を深めている華為は、現(xiàn)地の通信事業(yè)5社とネットワーク試験を終え、カンボジアの5Gネットワークの早期建設(shè)を支えている。