中國外文局、ロシースカヤ?ガゼータ、ロシア科學アカデミー極東研究所が共催し、人民畫報社、現代中國?世界研究院が事務局となる「現代中國と世界――感染癥を迎え撃ち、経済を支える」中露メディア?シンクタンククラウドフォーラムが、26日に開催された。フォーラムは両國メディア及びシンクタンクが初めてクラウド技術を利用し開催したオンラインフォーラムだ。中露両國の主流メディア、ハイレベルシンクタンクの十數人の來賓が、新型コロナウイルス感染癥に見舞われた中露の協力、コロナ後のグローバルガバナンス、新時代の中露の包括的?戦略的協力パートナーシップの深化などの話題をめぐり、広く議論を掘り下げた。
フォーラムのテーマは「新たな脅威に共に対応し、コロナ後の経済回復を促進し、より緊密な中露の包括的?戦略的協力パートナーシップを構築する」だ。
中國外文局の杜占元局長は基調演説の中で、「今回の感染癥は中露共同の感染対策の尊さを示し、グローバルガバナンス深化の警鐘を鳴らした。グローバルガバナンス分野における中露のより広範な協力を掘り下げ、中露メディア及びシンクタンクのさらなる交流?対話を促進した。中國外文局は近年、ロシアの主要メディア及びシンクタンクと良好な協力関係を構築している。感染癥は面と向かった対話に支障をきたしたが、我々の交流の必要性と重要性を浮き彫りにした。我々は今後、國際メディア?シンクタンク交流クラウドプラットフォームをさらに構築し、速やかに成果を共有し協力を掘り下げる」と指摘した。
ロシースカヤ?ガゼータのパーヴェル?ネゴイツァ社長は「本紙は中國の感染対策の客観的な報道、露中メディア協力の掘り下げに向け多くの取り組みを行い、豊富な成果を手にした。感染癥に見舞われるなか、世界の當面の急務は責任の押しつけではなく、団結と協力だ。露中は手を攜え危機を解消し、両國の科學?教育?醫療?環境保護などの分野における共同発展を推進するべきだ」と述べた。また特に「メディアは政治的野心の虜になるのではなく、積極的にリードする力を発揮するべきだ」と強調した。