多くの國の専門家は、「新型コロナが引き続き世界経済の回復に影響を及ぼしている中、國慶節大型連休は市民たちの消費の潛在力を引出し、サービス業の安定した回復をもたらすことで、世界経済への自信を高めていく」と見ています。
韓國現代経済研究院新興市場部の韓載振部長はインタビューに対して、「新型コロナの予防?抑制で、中國は著しい成果を収めてきた。中國は內需市場の潛在力を掘り出し、経済の成長を促して、より健康的な経済発展を実現させている。中國の連休で経済の繁栄を果たしたことは、內需拡大の重要な現れである。新型コロナの予防?抑制が常態化する中、休日経済の促進は、市民の消費力を解放させることができる」と述べました。
中國観光研究院が発表した報告によりますと、第3四半期、中國では観光を望む人が大幅に増加し、ホテルと観光スポットの再開率は90%に達したということです。
また、シンガポール國立大學李光耀公共政策學院の顧清揚副教授は、「國慶節の大型連休は、サービス業の回復や経済のバランスのとれた発展の促進において重要な貢獻を果たしてきた。交通業や観光業、飲食業などがしっかりと補われたと予測される。一方で、サービス業の回復は就業を増加させ、その他の産業発展も促していくだろう」と示しました。
さらに、専門家らは、「中國の消費市場の回復は自らの経済発展を促すほか、各國からの中國への輸出や投資を促進し、世界経済の回復を推し進めていく」と分析しています。
「中國國際放送局日本語版」2020年10月7日