最近米ドルに対して元高が進行している。14日の2020年第1?3四半期金融統(tǒng)計データ発表會において、中國人民銀行（中央銀行）金融政策司の孫國峰司長は最近の元高進行について「全體的に見ると、この伸び幅は比較的穏やかだ」と述べた。

　人民元の対米ドルレートは12日の取引終了時、2019年末を3.3％上回り、2019年の平均値を2.5％上回った。伸び率はユーロなどの國際主要通貨を下回っている。孫氏は次のように説明した。

　人民元レートの小幅上昇は、中國のファンダメンタルズの好転を反映している。中國は率先して感染癥を抑え込み、経済?社會が回復(fù)し発展している。國際通貨基金（IMF）は、中國は今年、経済プラス成長を?qū)g現(xiàn)する唯一の主要経済體になると予想した。輸出情勢は現(xiàn)在良好で、各國の中央銀行を含む域外長期資金が秩序正しく人民元資産に流入している。人民元レートが市場の需給の働きかけを受けやや上昇するのは正常だ。これは管理された変動相場制のもと、市場の需給が為替レートに決定的な力を発揮した結(jié)果の現(xiàn)れだ。 

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2020年10月15日