スペインメディア『ガリシア?オブ?ボイス』の1月10日の報道によると、新型コロナウイルス感染癥は2020年に世界で猛威を振るい、中國は國內での感染を押さえ込み、経済は急速に回復し、中國で業務を行う多くの多國籍企業に「救命ブイ」を提供した。スペインの多くの多國籍企業の経営陣は、中國事業の成長は會社の2020年営業収入を支えたと話している。
スペインの工作機械メーカーIBARMIAのコルド?アランディア総裁は、中國事業がなければ、2020年の當社の営業収入は40%減少していたと述べている。また、「當社の一部のターゲット市場はコロナ禍で業務が落ち込んだが、中國事業は好調だった。2020年、中國市場は當社のターゲット市場6位から1位に躍進した」と話した。
IBARMIAだけでなく、多くのスペインの多國籍企業が中國事業の成長によりコロナによる影響を緩和することができた。
スペインの工具メーカーのEGA Masterは、2016?20年の世界の売上高は32%増だったが、中國の売上高は165%増加し、中國は當社のターゲット市場2位になったと明かした。同社のインダストリー?マネージャーのイニャキ?ガルメンディア氏は、2020年だけで、當社の中國事業は21%成長したとし、2021年に中國は當社最大の販売市場になると予想した。
スペインのTucaiの運営マネージャーのサン?ミゲル氏は、中國政府が迅速にコロナ対策を行ったおかげで、中國経済は昨年3月から回復し始めたと考えている。ミゲル氏によると、同社の寧波市にある生産センターは中國のコロナ流行狀況が好転したと同時に操業を再開し、その他の工場の生産能力不足を補い、中國と世界の顧客の需要に対応できた。ミゲル氏は、中國政府は流行期間に企業に多くの支援を提供し、賃貸料や稅務などの面で多くの優遇策を講じ、企業の負擔を軽減したと強調した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年1月16日