國家知識産権局(知財局)は22日、2020年の中國の特許、商標、地理的標章(地理的表示)、集積回路の回路配置に関する統計データを集中的に発表した。それによると、20年の中國の知的財産権に関する主な指標は予想に合致し、知財権事業が発展して新たなステージに入ったという。
20年の中國の発明特許授権數は53萬件だった。20年末現在、中國國內の有効特許件數は221萬3千件に達した。人口1人あたりの発明特許登録件數は15.8件となり、國の第13次五カ年計畫綱要で目標とされた12件を上回った。全國の知財権システムが処理した特許侵害紛爭の行政裁決案件は4萬2千件を超え、知財権保護の社會的満足度は初めて80ポイントを超えて80.05ポイントに達した。
企業の海外における知財権運営能力がさらに増強された。データによると、20年1-11月に、中國の知財権使用料の輸出額は74億7千萬ドル(1ドルは約103.8円)となり、前年同期比24.2%増加した。
「一帯一路」(the Belt and Road)沿線國の中國での発展への信頼感がさらに確固としたものになった。20年に沿線國は中國での特許運営能力を強化し、そのうち中國での発明特許出願件數は2萬3千件に上り、同3.9%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月23日