中國ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)はこのほど北京で、第47回「中國インターネット発展狀況統計報告」を発表した。中國新聞網が伝えた。
同報告によると、2013年から、中國は8年連続で世界最大のネット小売市場になった。20年のネット小売高は前年比10.9%増の11兆7600億元(1元は約16.3円)だった。このうち実物商品のネット小売高は9兆7600億元で、社會消費財小売総額の24.9%を占めた。20年12月現在、中國のネットショッピングユーザーの規模は7億8200萬人に達し、同年3月から7215萬人増加し、ネットユーザーの79.1%を占めた。國內の大きな循環を主體としつつ、國內と國際的な2つの循環「雙循環」が相互に作用し合う新たな発展構造が急速に形成されるのにともなって、ネット小売が消費市場の新たな原動力を絶えず育成し、消費の「質」と「量」の2つの高度化を後押しすることで、消費の「雙循環」を推進した。國內消費の循環では、ネット小売が都市部と農村部の消費の循環を活性化した。國內と國際的な「雙循環」では、越境ECが対外貿易を安定させる役割を果たした。またネットライブ配信が「オンラインで引き寄せ+実店舗で消費」のデジタル経済新モデルとなり、勢いよく発展した。ライブコマースが広く人気を集めるショッピングスタイルになり、視聴者の66.2%が、「ライブコマースで商品を購入したことがある」と答えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年2月4日