越境ECが貿易発展を促進　防疫期間中、陸路輸送が大きなチャンスを迎えた。新疆阿拉山口口岸は昨年1月21日に越境EC事業を開始した。1日平均の小包の數は11萬個以上で、通年で4000萬個を超えた。

　忙しい阿拉山口の裏側で、中國の貿易は防疫期間中に絶えず革新のペースを上げていた。うち越境ECは企業の國際貿易展開の優先事項になった。稅関の統計によると、昨年の中國の越境EC貿易額は31.1％増の1兆6900億元だった。1萬社以上の伝統貿易會社がネットワークを利用し、質と効果を高めた。1800カ所以上の海外倉庫が、中國企業の海外マーケティングの重要な拠點、貿易新型インフラになろうとしている。

　一連の政策のボーナスが越境ECをさらに後押しした。中國は昨年、22カ國と「シルクロードEC」をめぐる協力を引き続き掘り下げ、二國間協力の成果が速やかに実行に移された。越境EC小売輸入の試行範囲が37都市から海南全島及びその他の86都市?地區に拡大し、31省?自治區?直轄市を網羅した。46の越境EC総合試験區が新設された。越境決済が規範的に発展し、為替決済事業の市場參入條件を緩和した。

　専門家は、「中國のオンライン小売市場は今後、モデル転換と高度化のペースを上げ、高品質発展を実現する。オンライン小売市場のシーン、モデル、技術などのレベルの持続的な革新の活力を保つことが特に重要だ」と指摘した。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2021年2月14日