春節連休が終了した。この祝日は再び新型コロナウイルスによって臺無しにされると思われた。多くの人が勤務地での年越しという要請に応じたが、賑やかに祝日を過ごせたことは全國人民にとってのサプライズと言える。春節の映畫興行収入が過去最高を記録し、宅配便業務量が200%超増加し、現地観光の大繁栄が世界の経済界を驚かせた。これらは中國経済の極めて大きい総合的な発展の潛在力を示した。
中國の春節の消費ブームは、感染対策の確かな成果によるものだ。2021年になると、中國北方の一部地域で新規感染が確認された。春運(春節期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制)及び社會の連休中の計畫、さらに多くの人々の帰省計畫に衝撃が及んだ。今年の春節は昨年のように靜かになると諦められていたが、予想外の盛り上がりを見せた。
春節連休中、本土における新規感染者は1人のみで、感染拡大がしっかり抑制された。これは各地の人々の感染癥への懸念を大きく和らげ、祝日特有の喜びとリラックスムードを演出した。同時に一定期間抑制されていた社會の消費の願いを放出した。
最も大きな出來事は、映畫の興行収入が過去最高になったことだ。映畫は新型コロナウイルスの最も大きな衝撃を受ける業界の一つであり、感染抑制が徹底されなければその回復はない。中國は春節期間中、収容定員を50?75%にするという上限を設けたが、北京のような大都市では人々が各映畫館に流れた。これにより連休中の全映畫館における全チケットがほぼ売り切れるという奇跡が生じた。今年初の長期連休の映畫興行収入は2019年同期を上回った。
これは経済力と感染対策水準の共同作用の結果、國の総合力の現れだろう。映畫興行収入は中國のすべてのサービス業に曙光をもたらしたと言える。中國人はほぼ安心して映畫館に戻れるようになったのだから、他に行けないサービス施設などない。今冬の感染を抑制した後、ワクチン接種のペースが上がっていることもあり、中國人の感染対策中の生活、生活における感染対策に関する心理がさらに成熟し、全社會の全體的な自信も大きく深まる。
丑年は幸先の良いスタートを切ったと言える。中國の第1四半期の経済の成績がその他すべての主要経済體を上回ることが確実視されている。これは中國が一年を通じ國際的な競爭の優位性を保つため良好な基礎を固める。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年2月18日