3月27日、今年の清明節の最初のピークを迎えた。北京の防疫は安定しているため、今年、各共同墓地の參拝者數は昨年より大幅な回復している。3月27日17時の時點で、北京市の233カ所の墓地を訪れた人の數は21.19萬人に達した。
朝7時前、八寶山人民公墓は第一陣の參拝者を迎えた。八寶山人民公墓の入り口では、花を持った市民がスタッフとボランティアに案內された順番に入場した。八寶山人民公墓はネット予約入り口と電話予約入り口を設置し、ネットで予約した市民はQRコードを見せ、電話予約した市民は予約の番號を伝え、スタッフが身分を確認し、緑の健康コードを見せて検溫を終えると入場できる。參拝者は高齢者が多いため、八寶山人民公墓はグリーンゲートを設置し、高齢者がスムーズに入場できるようにした。
八寶山人民公墓の報道官によると、參拝ピークは午前に集中するため、清明節にスタッフは朝6時半に作業を開始する。そのほか、ピークの日は毎日45人の大學生ボランティアが八寶山人民公墓でサポートを行う。今年の清明節期間、八寶山人民公墓は22カ所の臨時トイレを設置し、市民に便利を提供する。
清明節が近づき、門頭溝區萬仏華僑霊園を參拝に訪れる市民も増加している。防疫措置を実施するため、門頭溝區萬仏華僑霊園は市民にピークを避けて參拝するよう呼びかけ、健康コードを確認するほかに、臨時セキュリティシステムを増設し、交通と參拝者の誘導を強化し、密集を防止している。同時に、臨時駐車場を増設し、駐車スペースも増やした。霊園は園內放送で、市民に墓參りを終えたらすぐに退場するよう呼びかけている。
3月27日17時の時點で、北京市內223カ所の墓地の參拝者は21.19萬人、誘導した車の數は5萬3870臺に達し、2020年清明節の最初のピーク日よりそれぞれ348%と242%増加し、各墓地の秩序は安定している。しかし、全體的に見ると、2019年同時期より少なく、參拝者數と車の數はそれぞれ34.46%と47.79%減少した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2021年4月3日