4月16日、世界初の自動運転クラウドバス（「雲(yún)巴」、軌道交通）が重慶市璧山區(qū)で開通した。このモデル路線は総投資額が18億元（約300億円）に上り、璧山高速鉄道駅と重慶地下鉄1號線の璧山駅を結(jié)び、メイン路線は全長15.4キロメートル、駅は15あり、すべて高架駅となっている。

クラウドバスにはカーブの半徑（曲率半徑）が小さい（最小わずか15メートル）という特徴があり、登坂能力が高い、騒音が少ない、振動が少ない、安全性が高い、敷設(shè)方式が柔軟であるといった長所を備え、最高速度は時速80キロメートルに達する。また従來の交通方式であるライトレールや地下鉄に比べて、建設(shè)コストが安い、建造周期が短い、外観がよく周囲の環(huán)境に溶け込みやすいといった優(yōu)位性があり、乗客によりスマートで快適で便利な移動體験を提供し、都市交通の新たな高度化を後押しすることができる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月17日