ボアオ?アジアフォーラム2021年年次総會に出席した香港?澳門(マカオ)の來賓は20日、「都市群が発展をけん引:粵港澳大灣區を例にする」サブフォーラムで、粵港澳大灣區の科學技術革新の発展要素は揃っており、それぞれの機能と位置付けに合わせて計畫を作成し、差異化発展を進め、科學技術革新によって大灣區都市群の質の高い発展をけん引していると話した。
全國政協の何厚鏵副主席は、機能と位置付けを合理的に區分することは、大灣區が優位性を発揮し連動発展する鍵だと考える。各都市は合理的な配置と分業を行い、それぞれの機能と位置付けに合わせて計畫を作成し、差異化発展を進め、相互補完とウィンウィンを実現する必要があるという。 何厚鏵氏は、「香港の金融サービス能力、深センの革新能力、珠江デルタの製造業能力、および澳門とポルトガル語諸國の関係、技術革新による産業革新の促進を生かし、粵港澳地區の産業チェーングレードアップを強化し、経済協力の新モデルを開拓し、大灣區一體化発展をよりハイレベルなものにする必要がある」と述べた。
香港特別行政區の林鄭月娥行政長官は、大灣區の中心都市の1つとして、香港は高い基礎科學研究能力を有し、科學研究學校と科學技術人材の數とレベルは世界的競爭力を備えると同時に、良好な金融サービス能力を備え、大灣區の発展に溶け込んで以降、大灣區の強大な製造業の優位性と巨大な市場の優位性を十分に発揮し、地域全體の質の高い発展を推し進めることができるとの見解を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年4月21日