中國は今月15日、ASEANに正式に「東アジア地域包括的経済連攜(RCEP)協定」の批準書を寄託した。これは中國が正式にRCEP批準手続きを完了したことを意味する。
中國農業大學経済管理學院の李春頂教授は、「RCEPの署名と発効が、中國の農業に発展のチャンスをもたらすことは間違いない。協定のメンバーのうち、ASEAN、日本、ニュージーランドなどはいずれも重要な地域組織及び國家で、中國はこれらのメンバーとの農業?経済?貿易協力の大きな空間を持つ」と述べた。中國農業大學はRCEP発効後、中國の農業により大きな空間が生まれ、農産物の消費、農業産出額、農業就業、農産物貿易の増加がけん引されると予想した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年4月28日