世界最大の自動車生産?消費國である中國では、新エネルギー車市場が導入期から成長期へと移行しつつある。市場動向も、これまでは単一の「政策」に左右されてきたが、今や「政策と市場」の二つの要因に影響されるものへと変化し、開発モデルや開発パターンも大きく変わってきている。
2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラル(炭素中立)を実現(xiàn)すること。これが中國が國連総會で宣言した公約だが、目標を達成するためには、交通運輸分野の低炭素化と新エネ車の市場化を避けては通れない。
最新の統(tǒng)計によると、2021年第1~3四半期(1~9月)の中國の新エネ車の生産臺數(shù)は216萬6千臺、販売臺數(shù)は215萬7千臺に達し、それぞれ前年同期比1.8倍、1.9倍増加した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2021年10月23日