今年のボアオ?アジアフォーラム年次総會(huì)は28日、「アジア経済の見通し及び一體化プロセス2023年度報(bào)告」を発表し、「アジアは世界のマクロ経済政策協(xié)調(diào)の分野においてより積極的で主體的な牽引的役割を発揮しており、グローバル経済ガバナンスは『アジアの時(shí)間』に入った」との見方を示した。

　同報(bào)告によると、アジアのエコノミーは多國間貿(mào)易體制の改革を積極的に推進(jìn)し、グローバル通貨?金融ガバナンスに深いレベルで參加し、デジタル経済の発展と協(xié)力を深化させている。同時(shí)に、アジアは世界の持続可能な開発のためのアジェンダをリードすることに力を入れ、貧困削減に全力を投入し、地域內(nèi)の相互接続のイニシアティブと計(jì)畫のマッチングを強(qiáng)化し、開発的融資を強(qiáng)化してグローバル開発ガバナンスのプロセスを後押しし、グローバル発展イニシアティブ（GDI）を推進(jìn)して國連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ（2030アジェンダ）」の実施をサポートしているという。

　同報(bào)告は、「2023年には、世界経済の鈍化とグローバル化が斷片化するリスクに直面することを大きな背景として、アジア経済は全體的に回復(fù)の歩みが引き続いて前進(jìn)し、地域の生産、貿(mào)易、投資一體化、金融融合のプロセスが加速するだろう。アジアのエコノミーは23年の加重GDP（國內(nèi)総生産）の実質(zhì)成長(zhǎng)率が4.5％となり、世界経済が鈍化する大きな背景の中で注目點(diǎn)になるだろう」と予測(cè)した。

　また同報(bào)告は、「アジアのエコノミーが外部からの打撃に対処する力を増強(qiáng)する場(chǎng)合は、アジアの新興市場(chǎng)、発展途上國、低所得の発展途上國がそろって直面する債務(wù)水準(zhǔn)の持続的上昇という問題に重點(diǎn)的に注目することになる。中國経済の力強(qiáng)い回復(fù)はアジアのエコノミーが外部からの打撃に効果的に対処するために後押しを提供することになる」との見方を示した。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月31日