中國新エネ車2000萬臺目ラインオフイベントが広州市で開かれた。これは中國の新エネ車発展の歴史的な瞬間であり、「中國スマート製造」の力を示した。
中國汽車工業協會常務副會長兼秘書長の付炳鋒氏は、「生産量2000萬臺達成は、中國の新エネ車が産業化?市場化を踏まえた上で規模化?グローバル化の高品質発展の新段階に入り、実體経済を支えとする現代化産業體系の重要な構成部分になろうとしていることを意味する」と述べた。
2000萬臺達成は、世界をリードする中國の市場規模を示している。中國の昨年通年の新エネ車販売臺數は688萬7000臺で、市場シェアが前年比12.1ポイント増の25.6%にのぼった。世界販売臺數が占める割合は60%超。
2000萬臺達成は、「中國スマート製造」の力を示した。広州市?広汽埃安の第1スマート製造センター総組立ラインでは、ロボットアームがずらりと並び作業し、無人搬送車(AGV)が行き交う。広汽埃安の責任者によると、ラインの溶接、プレス、塗裝、組立などの工程がほぼ自動化されている。
新エネ車は世界自動車産業のモデル転換?高度化及びグリーンな発展の主な方向であり、中國自動車産業の高品質発展の戦略的な選択でもある。一連の政策支援により、中國のスマートコネクテッドカーは完成車製造、情報通信、道路交通などの各分野で畫期的な発展を遂げ、産業エコシステムが日増しに豊富化している。
新エネ車の中核部品である動力電池材料と新技術の応用でも、中國はブレイクスルーを続けている。材料の研究開発、電池の生産?回収利用、設備サポートなど、産業チェーンが世界で最も揃い、規模が最大の動力電池産業體制を形成した。また中國の新エネ車は近年、各分野の各技術でブレイクスルーを達成し、完成車スマート化水準の顕著な向上を促している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年7月3日