英『フィナンシャル?タイムズ』は6月22日にウェブサイトで、米ハーバード大學(xué)のグレアム?アリソン教授が書いた「太陽光エネルギー分野で中國の主導(dǎo)的立場が歐米に苦しい選択を迫る」というタイトルの文章を掲載した。概要は以下の通り。

　國際エネルギー機関（IEA）によると、2023年に世界の太陽光エネルギー生産支出は初めて石油生産支出を上回る見通しだ。前者は3800億ドル、後者は3700億ドルに上る見込み。

　中國はとても迅速に太陽光エネルギー分野の主導(dǎo)的立場を握った。2005年は歐州が同分野を主導(dǎo)し、ドイツが世界の太陽光エネルギー製造業(yè)の5分の1を占めていた。2010年は世界の太陽光パネル10枚のうち8枚が歐州に設(shè)置されたが、歐州が生産したのはわずか1枚だった。今年は中國が世界の太陽光パネル10枚のうち8枚を生産し、うち5枚を自國の送電網(wǎng)に組み込む予定だ。2023年だけで中國は、米國人が初めて太陽光パネルを購入した1970年代初頭以降に米國で設(shè)置された容量よりも多くの太陽光発電設(shè)備を新たに設(shè)置する可能性がある。

　歐米諸國の多くは、2030年までに炭素排出量を半減、2050年までに「ネットゼロ」を達(dá)成することを約束している。この目標(biāo)を達(dá)成するには、排出削減の大部分を炭化水素から太陽光エネルギーへの転換によって実現(xiàn)する必要がある。

　自國民の生存を確保するために、歐米の指導(dǎo)者は競爭しながら協(xié)力する方法を見つけなければならない。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年7月16日