世界的なエネルギー不足と電気料金の高騰を背景とし、市場で蓄エネ製品への需要が急増し、中國のリチウム電池輸出が爆発的な増加を迎えた。工業?情報化部が3日に発表したデータによると、中國のリチウム電池産業は今年上半期に成長の流れを維持した。生産量は前年同期比43%超増の400GWh超にのぼり、リチウム電池全業界の売上高は6000億元に達した。中國の上半期のリチウム電池製品輸出額は前年同期比69%増。
巨豊投顧の上級投資コンサルタントの李建傑氏は「証券日報」の記者に、「まず、上場リチウム電池企業は海外事業の展開により、國內市場の競爭の圧力を弱めることができる。次に、海外市場は將來性が高く、新興市場でより多くの発展チャンスを手にすることができる。さらに、技術とブランドの輸出は、海外市場の取引先とのより良い連結に有利だ」と述べた。
上海鋼連新エネ事業部リチウム産業アナリストの李攀氏は、「一部の國と地域の政府は購入補助や減稅などの、新エネ車及び再生可能エネルギーの発展を支援する政策措置を打ち出した。これらの政策はリチウム電池業界の海外事業展開に積極的な推進力を提供した」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年8月15日