貴州茅臺は13日夜にSNS公式アカウントで畫像を投稿した。畫像には「とろける食感」「盡きぬ味わい」などのキャッチフレーズが書かれている。畫像によると、新商品は9月16日に発表される予定だ。
「醤香ラテ」がこのほどブームになった。今年の茅臺アイス1周年記念イベントで、茅臺集団の丁雄軍會長は「貴州茅臺は酒入りチョコ、アルコール飲料、シャーベットなどの商品の開発を強化し、タイプと価格帯が異なる特徴が顕著な商品ラインナップを構築する」と述べた。現在のキャッチフレーズを見ると、茅臺酒入りチョコが間もなく発売される可能性がある。また「南方+」アプリの報道によると、提攜先はマースのブランド「ダブ」だという。
今月上旬に「醤香ラテ」が発表された後、茅臺チョコが間もなく発売されるとの情報があった。「茅臺チョコが間もなく発売」は微博検索ランキングでトップになった。貴州茅臺は、「公式情報にご期待ください」とコメントした。
茅臺クリエイティブ商品、昨年の生産高は6億元弱
報道によると、茅臺アイス店の一部では「醤香ラテ」の他に、茅臺酒を含む冷たい商品とデザートが開発された。例えば茅臺アイス瀋陽店は茅臺タピオカミルクティーを発売した。深セン店には茅臺フルーツティーがある。さらに青島店には茅臺アイスを使ったケーキがあり、クリエイティブ商品も発売した。これらの関連商品は茅臺文旅公司によるものだ。同社は昨年に10種超の茅臺クリエイティブ商品を発売し、グループに6億元弱の生産高を創出した。年間売上が1000億元を超える貴州茅臺にとって、コラボがもたらす売上は些細なものかもしれないが、茅臺酒の文化的な影響力を拡大できる。
「中國基金報」の報道によると、貴州茅臺の他にも多くの白酒企業がコラボによるマーケティングに乗り出している。中國酒業獨立コメンテーターの肖竹青氏は、「白酒業界全體が似たりよったりになっている。各社は差別化を積極的に模索し、ブランドの価値と活気を保とうとしている」との見方を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年9月14日