中國人客が徐々に意欲を取り戻し、観光の予約件數(shù)も増加している。中國人客が世界の観光の舞臺に戻ると予想される中、アイスランドという予想外の目的地の人気が沸騰中だ。米サイト「Skift」が伝えた。
これは竜途國際が9月に発表した「中國人客外出意欲報告書」の結(jié)論だ。同報告書はこれについて、中國の各SNSで見られるアイスランドの活火山の寫真と動畫によるものとしている。アイスランドは中國人客の10大目的地に入ったことがなかったが、今や4位につけている。
アイスランドは今年3月、中國の第2期?40カ國の団體旅行解禁リストに入った。中國の回答者の55%弱がアジアを旅行する予定としたが、歐州は長距離出境観光の最大の目的地になっている。回答者の34%超が、歐州大陸の観光に強い興味を示している。
報告書によると、今年1月以降、海外で新型コロナウイルスの感染を恐れる傾向が大幅に弱まっている。また中國人客にとって、目的地の主な情報源になっているのは中國のSNSだ。回答者の約72%は、中國のSNSにより出境観光の目的地への理解を深めるとした。
観光の好みの動機について、中國人客の観光を促す最も主要な動力は、新型コロナの感染拡大中に抑えられた観光の需要の引き出しだ。便利なビザ申請フローと割に合う観光の選択肢も重要だ。「定価」「安全」「便利」は彼らが観光商品を検討する際に最も重視する3つの要素だ。
中國人客が見る米國にも大きな変化が生じた。現(xiàn)在は中國人客の39%が米國を「安全ではない」と考えており、2021年9月の87%を下回っている。中國が非常に重要な中秋節(jié)と國慶節(jié)を迎える中、この変化を続ける見方は極めて重要だ。例年であれば、中國人客はこれらの連休中に観光活動が激増する。彼らの海外目的地の安全性への見方は、その渡航先の決定に影響を及ぼす。
中國の國際便の輸送力は9月に、2019年の半分ほどに戻った。中國の各旅行會社は8月より、別の78の國?地域への出境団體旅行サービスの提供が認(rèn)められている。これは中國人客により多くの國際観光のチャンスを提供した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2023年9月28日