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lbxysyl.com |27. 11. 2023 |
ブレイン?マシン?インターフェース、障害者の生活を支える
23日の第2回グローバルデジタル貿易博覧會で、來場者が先端トレンド館でスマート義手を著用したスタッフと握手した。新華社記者?劉嶺逸撮影
ある展示館に設置された屋內クライミングウォールで、右足を切斷された人が軽やかにボルダリングの技能を披露した。彼が使用していたのは、ブレイン?マシン?インターフェース技術を用いたスマート義足だ。その日常的な歩行能力を取り戻すだけでなく、ボルダリングのような高強度の活動も軽々と行える。
第2回グローバルデジタル貿易博覧會は23?27日にかけて杭州で開催。本博覧會ではファーウェイ、アストラゼネカ、パナソニックなどの國內外の企業が製薬、AI、スマート製造などの分野の新技術と新応用を展示する他、強脳科技有限公司のようなブレイン?マシン?インターフェース技術に専念する企業も注目を浴びている。
強脳科技の展示ブースでボルダリングの技を披露した林國秋氏によると、幼い頃に事故で負傷し右足を切斷し、多くの國際ブランドの義足を使ったが効果はそれほどでもなかったという。その後、強脳科技が開発したスマート義足を試す機會を手にし、かつ同社の製品體験擔當者になり、研究者と共に製品を開発した。
林氏によると、この非侵襲的ブレイン?マシン?インターフェース技術を利用したスマート義足を使ってもう3年になるが、正常な歩行能力を取り戻しただけでなく、スポーツを好むことからフィットネスコーチ証書を取り、頻繁にボルダリングに參加しているという。スマート義足は1回の充電で數日連続で使用でき、近いうちに市場向けに販売される予定だ。
強脳科技の説明によると、このスマート義足はセンサーによりデータをリアルタイムで集め、アルゴリズム処理を経て指示に変えることで、製品の油圧システムをコントロールする。使用者の運動狀況に基づき動的かつリアルタイムで調節し、下肢切斷者が日常生活で必要とする動作の自由度を満たし、自分の足のようにスマート義足をコントロールし自由に歩行できるようにする。
展示ブースの現場では、別の上肢切斷者が強脳科技のスマートハンドを使用した。これも非侵襲的ブレイン?マシン?インターフェース技術を利用した製品だ。利用者はこれを使うことで容易に物を取り、さらには毛筆で字も書ける。
強脳科技の高級副総裁でパートナーの何熙昱錦氏は、「當社のニューロフィードバックトレーニングなどの関連する設備も世界各國の市場に進出している。當社は今後もブレイン?マシン?インターフェース分野の取り組みを続け、人々の暮らしと健康に積極的な影響を及ぼす」と述べた。
24日に第2回グローバルデジタル貿易博覧會で撮影された、ブレイン?マシン?インターフェース技術とAIアルゴリズムコントロールを融合させた新型義手。新華社記者?徐昱撮影
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年11月27日