19日付「日本経済新聞」は、「12月に続々と発表された統計データにはすでに、中國経済回復の動きが見られる。財新と米S&Pグローバルが5日発表した中國の11月の非製造業購買擔當者景気指數(PMI)は、前月比1.1ポイント上昇の51.5だった」と伝えた。
日本の小松製作所が発表した、建設機械の稼働狀況を反映する「KOMTRAX」の月間データによると、中國は11月に8カ月ぶりに前年同月比でプラス成長となった。建設機械の稼働時間の増加は通常、現地の建築及び土木工事が増えていることを意味する。
シティグループ証券の株式ストラテジストの阪上亮太氏は、「中國関連銘柄の回復」を來年の投資テーマの一つとしている。阪上氏は、電子部品及び工場自動化が中國経済の回復から利益を手にすると見ている。
米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」(電子版)は19日、「域外投資家の11月の中國域內債券市場への純流入は約350億ドルで、それまでの流れとは正反対だ。同データの記録開始後で月間としては最大の純流入規模の一つとなった」と伝え、次のように締めくくった。
資金流入は、中國の意思決定者が特大規模の刺激策を講じなくても、経済を力強く支えられるという楽観を意味するものだろう。
?中國網日本語版(チャイナネット)?2023年12月25日