ハイテク産業は2024年も外資の人気投資先になっている。
國家発展改革委員會はこのほど、第7期象徴性重大外資プロジェクトを発表した。計畫中の投資総額は150億ドル以上で、バイオ醫薬品、自動車製造、新エネバッテリー、化學工業などの各分野からの入選プロジェクトの數が過去最多となった。データによると、2023年のハイテク産業外資導入額が占める割合は37.3%で、前年を1.2ポイント上回り過去最大となった。うちハイテク製造業の外資導入額は6.5%増。
中國(深セン)総合開発研究院デジタル戦略?経済研究所の曹鐘雄執行所長は、「海外投資家は中國の現代化産業體系の建設、科學技術イノベーションの雰囲気、科學研究の人材資源の強みへの重視を強めている。さらに一連の政策による案內と支持が加わり、外資はハイエンド製造や研究開発イノベーションなどの対中投資を持続的に拡大中だ」と述べた。
高水準の対外開放はノンストップ
各地は2024年に入り、実務的な措置により海外からの投資誘致を強化している。広東省は粵港澳(広東?香港?マカオ)共同の海外での投資誘致を常態化させている。福建省は2024年第1四半期の消費拡大及び貿易?外資安定の若干の措置を発表した。深セン市は適格域外有限責任組合(QFLP)の試行方法を発表した。
中國は高水準の対外開放を堅持しており、各地はビジネス環境を持続的に最適化している。外資導入強化の政策措置が奏効中だ。
マッキンゼー中國區主席の倪以理氏は、「市場規模、消費能力、イノベーション力を見ると、中國市場の代わりになれる地域はほぼ存在しない。企業にとって中國市場は消費市場であり、イノベーション拠點でもある。グローバル企業は対中投資を続けるべきだ」との見方を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年1月24日