新たなライフスタイルと消費の理念が近年、若者の間で密かに流行している。古くなった服、本、家具、バッグなどの中古品の取引の人気が徐々に上がり、「廃棄」されるはずだった中古品が循環し、共有されている。
國務院は通達した「大規模設備の更新及び消費財下取りの促進の行動案」の中で、設備更新、消費財下取り、回収?循環利用、基準向上の4大行動を実施するとし、遊休品経済に新たな発展のチャンスをもたらした。
「中國ECグリーン発展報告書」によると、90年代及び00年代生まれは「グリーン消費」への理解度がその他の年齢層を大幅に上回り、前者は70%、後者は79%となっている。
中國最大の中古品取引プラットフォームの一つである閑魚が新たに発表したデータによると、同プラットフォームの1日平均の取引額が10億元を突破した。過去1年に渡り毎日400萬點の遊休品が同プラットフォームで公開された。ユーザーの年齢層は95?99年生まれが43%、00年代生まれが22%。23年には95?99年生まれのユーザーが平均で2700元の売上を達成した。
若者の消費方法の変化は遊休品経済に火をつけた。清華大學エネルギー環境経済研究所などが発表した「2021中國遊休?中古品取引炭素排出削減報告書」によると、遊休品の取引範囲にはほぼすべての消費財の品種が含まれる。中國の中古?遊休品取引規模は20年の時點で1兆元を超えていた。25年には3兆元を超える見込みだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年4月17日