國家移民管理局が18日に発表したデータによると、全國の移民管理機関が今年第1四半期に検査を行った出入境者數は前年同期比117.8%増の1億4100萬人だった。うち大陸部住民は同114.9%増の6954萬1000人、香港?澳門(マカオ)?臺灣地區
住民は同100.4%増の5911萬5000人、外國人は305.2%増の1307萬4000人。
中國と海外の人員往來を促進するため、中國は地域性の入境ビザ免除、越境ビザ免除、口岸ビザの制度を持続的に最適化している。昨年7月にはシンガポールとブルネイを対象とする15日の入境ビザ免除制度を再開した。昨年12月と3月には、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ國と、スイス、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルクの6カ國の一般旅券所持者を対象とするビザ免除制度を試験的に導入した。今年3月には中國とタイのビザ相互免除協定が正式に発効した。國家移民管理局の報道官で政策法規司長の林勇勝氏によると、現在まで上述した15カ國の98萬9000人の外國人がビザ免除で中國を訪問しており、関連諸國の訪中人員全體の6割以上を占め、全體的に増加傾向を示している。
國家移民管理局は今年2月、ビザ免除での海南省入境を59カ國増やすと発表した。制度導入後、4萬9000人の外國人がビザ免除で海南に入境している。林氏は、「國際線のフライト數が徐々に回復するに従い、制度の認知が徐々に広まり、海南に入境する外國人が持続的かつ著実に増加し、制度の効果がさらに顕在化する見込みだ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年4月19日