スペインEFE通信社中國支局元支局長で中國人民大學新聞學部教授のハビエル?ガルシア氏は、福建省武夷山で中新網の獨占インタビューに対してこのほど、「中國式現代化の道は人類の進歩に新たなモデルを提供したほか、今日の世界が直面する持続可能な発展や貧困削減などの試練に対処するための有効な解決策を提供した」と語った。
3月21日から24日にかけて、中國人民大學などが主催する第1回武夷フォーラムが福建省南平市で開催された。國內外のゲストが武夷山の朱熹園に集まり、中國文化の伝統と多元的文明について語り合った。ガルシア氏も招待され、並行して開催されたサブフォーラムで「人類進歩の新たなモデル」と題したスピーチを行った。
同氏はスピーチで、中國式現代化の道を高く評価し、「中國式現代化の道は、今日の世界が直面している持続可能な発展や貧困削減などの試練に対処するための有効な解決策を提供するものであり、それは主に生態文明の建設推進や平和的発展路線の堅持および求真務実(現実をみつめ実務に勵む態度)といった分野に反映されている」と指摘した。
近年、中國の環境意識の変化と政策における持続可能な発展を優先させる考え方は非常に徹底している。中國は世界のエネルギー転換の重要な推進役であり、再生可能エネルギー?電気自動車?植林などの環境プロジェクトで世界をリードしているという。
スペインEFE通信社中國支局元支局長である同氏は中新網の獨占インタビューで、西側メディアの中國に関する歪曲した報道を批判。「中國がどんな事をしようと、一部の西側メディアは中國の信用を失墜させるために努力を惜しまないだろう。たとえ中國が貧困削減や環境保護などの分野で目覚ましい成果を上げたとしても、彼らは常に否定的な報道をしようとする」と語り、「西側メディアは中國について真実に基づき客観的かつ公正に報道すべきだ」との見方を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年5月4日