今年に入り、中國は一連の措置を打ち出し、中國を訪れる外國人などの多様化する決済需要に応じ、多元的?包容的な決済サービス體制を整備し、決済の便利化を進めている。
端午節の連休、地下鉄、博物館、大型デパート、特徴的な小型店などで、外國人の決済便利化の光景が多く見られた。上海市や海南市などは、決済便利化「先行モデル區」を積極的に構築し、海外カードの受理、外國通貨両替などの便利化レベルを向上させている。海南省の全國的な銀行機関が設置した海外キャッシュカードで現金を引き出せるATMのカバー率は100%に達した。上海市は今年、海外カード対応のPOSレジの設置臺數が6萬臺を超え、市內の中心商業地域、空港、3A級以上の観光地などが全カバーを実現した。
今年、訪中観光の人気度が高まり、多くの観光都市が國際化友好観光消費地を積極的に構築し、観光地、宿泊、飲食、交通などの決済の便利化とデジタル化を進めている。現在、韓國、シンガポール、カザフスタンなど9つの國と地域の主要電子マネーが國內で直接スキャンして使用することができる。今後、「海外カードの中國での使用」の操作手順を合理化し、決済限度額を引き上げ、中國を訪れる外國人の決済需要をさらに満たしていく。
統計によると、今年4月、POSレジの海外カード取引回數と取引額はいずれも2月より倍増した。200萬人以上の外國人がモバイル決済を使用し、取引回數と取引額は2月より80%以上増加した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年6月26日