遼寧?山東航路を利用する旅客は26日より、船內で攜帯電話を利用できるようになった。山東省煙臺市で26日に開かれた、遼寧?山東海域交通ブロードバンドネットワーク建設運行戦略的協力協定調印式での発表によると、遼寧?山東航路海域5Gネットワークが完成し、26日より正式に使用開始された。遼寧?山東航路海域のブロードバンドネットワークのフルカバーは初であり、また5Gネットワーク海上大規模連続カバーは中國初。
中國移動山東公司の李鋒副総経理は、「テスト報告書によると、遼寧?山東航路の5Gネットワークカバー海域面積は現在2萬平方キロメートル以上で、海運の安全水準を大幅に高める。毎年延べ27萬6000隻の船舶、延べ400萬人以上の乗客が直接の受益者になる見込みだ」と説明した。
交通運輸部海事局の李宏印副局長は、「中國の海洋産業は近年、スマート化が持続的に加速している。海洋牧場、スマート海洋設備、海洋ビッグデータなど一連の新産業及び新業態の発展ペースが上がっており、海上通信への需要が日増しに拡大している。今回開通した遼寧?山東海域交通ブロードバンドネットワークは、國の海上ブロードバンド建設試行の重要な取り組みの一部だ。これは海上交通安全保障及び海上捜索救助?緊急対応能力の強化、海洋観測及び海洋漁業通信保障の需要への対応、海運の質の高い発展のサポートに対して重要な意義を持つ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年6月27日