公式データによると、中國の上半期の物品貿(mào)易額は前年同期比6.1%増の21兆1700億元で、同期としては初めて21兆元を超えた。
四半期別に見ると、中國の第2四半期の貿(mào)易額は前年同期比7.4%増で、増加率で今年第1四半期を2.5ポイント、昨年第4四半期を5.7ポイント上回った。うち6月は前年同月比10.7%増で、2カ月連続で2桁臺(tái)の増加率を維持した。
3月の前年同月比3.8%減から4月にプラス成長(zhǎng)に戻り、5月と6月に連続で10%を超えた。中國の輸出はこの數(shù)カ月で回復(fù)を加速している。
一部の優(yōu)良製品の輸出が高い増加率を保っている。公式データによると、中國の上半期の自動(dòng)車輸出は前年同期比22.2%増で、集積回路は同25.6%増。
光大銀行金融市場(chǎng)部のマクロ研究員である周茂華氏は、「中國の貿(mào)易の好転は主に、世界的な需要の強(qiáng)靭性の維持、中國の産業(yè)及び経済のモデル転換と高度化、貿(mào)易の十分な活力及び高い競(jìng)爭(zhēng)力、貿(mào)易救済?支援策の持続的な強(qiáng)化などと関連している。貿(mào)易は第2四半期の経済安定成長(zhǎng)や、通年の経済成長(zhǎng)率の目標(biāo)達(dá)成に向け重要な力を発揮する見込みだ」と述べた。
下半期を展望すると、中國の貿(mào)易には挑戦も殘されており、好転の流れを保つためにはさらなる努力が必要だ。
商務(wù)部は先ほど、貿(mào)易発展が下半期に直面する情勢(shì)は依然として比較的複雑と表明した。貿(mào)易の力強(qiáng)い勢(shì)いは安定しておらず、主要市場(chǎng)の在庫補(bǔ)充の取り組みと持続性を観察する必要がある。さらに地政學(xué)、貿(mào)易障壁、海運(yùn)費(fèi)用などの干渉要素が多く、企業(yè)の注文履行が依然として多くの不確実性に直面している。
シティバンク大中華區(qū)のチーフエコノミストである余向栄氏は、「下半期は保護(hù)貿(mào)易などのリスクに直面するが、先進(jìn)國は依然としてサービス業(yè)の支出から商品の需要に転じる過程にあり、中國の輸出に向け一定の支えを形成する。また世界の科學(xué)技術(shù)向上期間も引き続き、中國の半導(dǎo)體及び電子製品の輸出に有利だ。全體的に見ると、中國の輸出にはまだ構(gòu)造的な成長(zhǎng)の余地が殘されている」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年7月15日