「全體的に安定し、安定しながら向上するという成績は容易ではない」。國家統計局はこのほど、2024年上半期の中國経済の「成績表」を発表した。上半期の中國の國內総生産(GDP)は61兆7000億元で、前年同期比5%増加した。この成長率は今年の成長目標5%前後とほぼ合致し、年間目標達成の基礎を打ち固め、中國経済の粘り強さを示した。
粘り強いということは、短期的な変動に耐え、長期的発展を勝ち取ることができ、強い弾性、抵抗力、回復力を備えるということである。粘り強さはどこからきているのだろうか。中國の整備された産業體制、特大規模の市場、縦橫に広い経済、豊富な人材資源の優位性、深層的な改革、ハイレベルの開放、全面的な革新によるメリットの持続的放出、國內外のリスク対応で蓄積してきた豊富なマクロ調整の経験、複雑で困難な局面を制御する能力などが挙げられる。中國経済が長期的に好調という基本面は変わらず、質の高い発展の動きも変わっていない。國內外の多くの研究機関が、下半期にマクロ政策の効果がさらに現れ、中國経済は年間目標達成の基礎、條件、能力を備えるとの見解を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年7月21日