雅安市は四川盆地西部、邛崍山脈東麓に位置し、四川盆地と青蔵高原(チベット高原)の2大地形エリアを跨ぐ。現地は近年グリーンな発展の理念を堅持し、生態の強みを活かし冷水魚産業の発展に取り組み、資源の強みを生態特色産業の強みに変えることに成功した。全市の2023年のキャビア加工量は60トンで、世界のキャビアの60%が中國産となった。雅安の生産量は西部1位?全國2位で、キャビア100グラム中14グラムが雅安産と、世界の14%の市場シェアを占めた。「雅安産」キャビアは西南部の山奧から30以上の國及び地域に輸出される。
「歐米などの國での市場シェアが上がっている他、近年は日本やマレーシアなどの新興市場でも好調だ。當社はさらに國內市場を切り開き、高級品だったキャビアを徐々に庶民の食卓に上げようとしている」四川潤兆漁業有限公司の會長補佐である曾柄瑞氏は、10歳のシベリアチョウザメのキャビアを例とし、「現在の1ケース?10グラムの販売価格は100元ほどで、ビーフステーキやローストダックなどの料理に合う絶好の一品だ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年8月3日