中國石化燕山石化公司の水素ステーションで15日、作業(yè)員が水素燃料フォークリフトに水素を充填した。新華社記者?鞠煥宗撮影

朝の通勤ラッシュ時(shí)の北京徳勝門バス停は人で混雑する。車體が高く大きく、白い瑞雲(yún)がデザインされた919路急行バスが一際目を引く。これは北京冬季五輪の大會(huì)エリアで活躍した水素燃料電池大型バスの「華麗なる変身」で、市民に日常からサービスを提供する水素燃料路線バスになった。

車內(nèi)ではガソリンの匂いがせず、低騒音だ。バスが使うのが水素で、生み出すのが電力、熱、水蒸気だけ。路線バスが汚染物質(zhì)を排出しないことは、大気汚染を減らし都市の環(huán)境を改善する上で意義重大だ。

バスは一路北に走行し、北京石油延慶慶園街水素ステーションに到著した。これは現(xiàn)在中國最大の水素燃料バス停で、12時(shí)間で1500キロの水素を充填でき、毎日150臺(tái)の路線バスにエネルギーを注入できる。

中國石化燕山石化公司の李軍良首席専門家は、「水素エネルギーは素晴らしいが、石油精製に使われる水素を燃料の要求を満たす水素に変えるためには、不純物除去という難題を解消しなければならない。當(dāng)社は國內(nèi)で成熟したPSA変圧吸著水素ガス純化技術(shù)を?qū)毪?、専用の吸著剤を研究開発することで、水素の純度を99.999%に高めた」と述べた。

高品質(zhì)エネルギー供給に、日増しに便利になる水素ステーションネットワークを加えることで、「グリーンな原動(dòng)力」をより広い範(fàn)囲で導(dǎo)入する。記者の調(diào)べによると、北京市では路線バスだけでなく、貸切バス、コールドチェーン物流、清掃車などの一部も水素エネルギーを使用している。