今年は第1期國家級経済技術開発區設立40周年だ。商務部の何亜東報道官は24日の定例會見で、「2023年の國家級経済技術開発區の貿易額は10兆元、実行ベース外資導入額は395億ドルで、いずれも全國の24%以上を占めた」と述べた。
対外経済貿易大學國家対外開放研究院の陳建偉教授はインタビューで、「これは政策の強み、産業集積、インフラ整備、開放プラットフォームなどの相乗効果の結果だ。これらの要素は外資を集め貿易を促進する磁場を形成し、國家級経済技術開発區が少ない土地面積で大きな経済的価値を創出できるようにした」と述べた。
上海立信會計金融學院自由貿易區研究院の肖本華副院長は、「開放拡大と改革イノベーションを堅持し、改革開放の試験田になる。投資のソフトとハードの環境を持続的に最適化することで、國家級経済技術開発區は貿易?外資の基礎安定の主力軍になった」と述べた。
中國は1984年に経済特區の成功経験を踏まえた上で、沿岸部の12都市で第1期?14カ所の國家級経済技術開発區を設立した。対外開放の掘り下げに伴い、國家級経済技術開発區は持続的に內陸部に広がった。現在は229カ所で、31省に分布している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年10月25日