米國の著名な宇宙戦略家のジョアン?ジョンソン=フラシャー教授は11日、新華社の電話取材に対し、有人宇宙船「神舟6號」の打ち上げを高く評価するとともに、米中両國が宇宙事業での協力を深めることを希望すると述べた。
同教授は、中國が有人宇宙船「神舟5號」の打ち上げの2年後、再び有人宇宙船を打ち上げることについて「中國が宇宙に長く存在しつづけることをはっきりと示している。中國の有人宇宙飛行技術は急速な追い上げの最中にある」と述べた。教授によると、宇宙船神舟號は、1隻ごとにそれぞれ進歩しており、その多くの技術が中國獨自の研究に基づく。特に宇宙船の軌道モジュールは、帰還モジュールが地球上に戻った後も、數カ月間続けて運行することが可能で、これは有人宇宙飛行で中國が獨自の道を模索している現れという。
同教授は、米中両國の宇宙航空事業で協力を深めることは両國の利益にかなっており、宇宙飛行事業で両國が協力すれば、人類の宇宙探査を共同推進できると考えている。
「人民網日本語版」2005年10月12日