北京市內(nèi)には、清時代（1644～1911年）の皇族が暮らした邸宅「王府」が、今も殘されている。中でも最も保存狀態(tài)の良い「恭王府」が5日から正式な改修に入った。
改修予算は総額3億元。計畫では2007年9月に完工する予定だ。完工後は、現(xiàn)在すでに開放されている庭園部分と合わせ、中國唯一の王府博物館として全面的に公開されることになる。
200年余りの風(fēng)雨に耐えた恭王府は、清の乾隆41年（1776年）ごろに建造されたもので、かつて咸豊年間(1850～1861年)と同治年間（紀(jì)元1861年-1874年）の2回にわたり、大規(guī)模な改修工事が行われた。
恭王府の総面積は約3萬2千平方メートルあり、改修が行われるのは嘉楽堂、錫晉齋、楽道堂、銀安殿を含む約1萬2千平方メートル。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年12月6日
