第6回中日韓青少年歴史體験サマーキャンプの中國代表団の出発式典が5日、北京で行われた。8月6日から13日まで、サマーキャンプに參加する中日韓の200人の青少年及び教師の代表が、「戦後の歴史と東アジアの平和の構(gòu)築」というテーマをめぐって、韓國のチェジュ島において第2次世界大戦の遺跡の見學、「冷戦と東アジアの平和、日本の平和憲法」をテーマとする討論、文蕓の夕べなどの一連のイベントを行い、歴史を鑑みとしながら、三國の共同の発展を考えることになっている。
中國社會科學院近代史所の歩平所長は出発式典において、「今回のサマーキャンプは決して観光を目的とするものではなく、三國の青少年が三國のそれぞれの歴史認識の違いを認識する絶好のチャンスとなるものである。自國の歴史を中心とするという思考パターンから脫卻し、友情と共同の検討をもって言い爭いをなくし、相互理解を増進するよう願っている。未來の世界は青年たちの肩にかかっている。今回のサマーキャンプが中國の青少年が世界に踏み出す起點となることを願っている」と語った。
「チャイナネット」2007年8月6日