國家航天局(宇宙事業(yè)擔當機関)外事司の張偉司長は8日、中國中央テレビ(CCTV)のインタビューを受け、中國の火星探査機打上げは2009年になるとの計畫を明らかにした。同プロジェクトはロシアとの協(xié)力事業(yè)で、打上げにはロシアのロケットが使われるという。月の數(shù)百倍の距離、1億キロ近く離れた彼方に飛ばす火星探査機をコントロールし、さらにデータ収集をしようという試みとなる。
打ち上げられる衛(wèi)星はロシア製1機、中國製1機の合わせて2機。ロシアの1機は火星の衛(wèi)星に著陸、中國の1機は今回の月探査衛(wèi)星「嫦娥一號」同様、火星を周回し畫像を収集する。現(xiàn)在はプロジェクトの初期論証が進められている。
火星探査の意義は、月探査から更に一歩進むという意味で大きく、中國の宇宙探査?データ収集能力の更なる確立につながる。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年11月10日