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北京の特徴ある軽食の數々

人民網  |  2008-07-03

北京の特徴ある軽食の數々。北京では、舊暦3月3日に碗豆黃を食べる風習がある。そのため碗豆黃、春先から春が終わる頃まで市場に出回っている…

タグ:碗豆黃

発信時間:2008-07-03 09:41:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
??(1)碗豆黃(マメようかん)
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 碗豆黃は北京の伝統的な點心だ。北京では、舊暦3月3日に碗豆黃を食べる風習がある。そのため碗豆黃、春先から春が終わる頃まで市場に出回っている。

??北京の碗豆黃は宮廷式と民間式の2種類がある。

??碗豆黃はもともと、沿道で売られ、一般大衆が食べるものであった。通常、ナツメが加えられた。

??宮廷點心となった碗豆黃にはナツメは入れず、その作り方も丹念なものになった。まず、えんどう豆をよく煮て裏ごしし、砂糖や木犀の花から作られたソースを加え、固まったら、薄さ1.5㎝で約6㎝の四方に切って皿に並べる。繊細な味わいと口解けのよいこの軽食は、西太后が好んで食べたと伝えられている。
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(2)驢打滾( きな粉餅)

??驢打滾は古くからある北京の點心の一つだ。作り方は、まず、キビ粉に水を加えて蒸す。次に、蒸したキビ粉の下にきな粉をつけ麺棒で伸ばす。次に、小豆の餡を塗り付け、くるっと丸めて、約100gずつに切り分け、白砂糖をまぶせば出來上がりだ。

??作るときのポイントは、餡を塗った後、均一に丸め、境目がはっきりでるようにすることだ。黃色の外観と、香ばしく、甘く、粘り気のある口當たりが特徴だ。

??直訳すると「ロバが寢転ぶ」というこの名前の由來は、その作り方が、黃色い砂の上で寢転んで遊ぶロバの姿を想像させるからだそうだ。
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(3)灌腸(澱粉チップ)

??灌腸は明朝の頃から流行し始め、北京の街中には、これを擔いで売って歩く商人たちがたくさんいた。

??現在よく見かける灌腸は、澱粉に紅曲という麹と豆腐カスを加えて練り、腸詰めのような形にして蒸してから薄くスライスし、油で揚げ、つぶしたニンニクに塩を加えたタレをかけて食べる。外はパリッと、中は柔らかく餅のような歯ごたえ。北京特色料理を出すレストランや、縁日、夜店などで食べることが出來る。

??※豊年灌腸店:東四隆福寺街168號。北京で唯一殘っている「灌腸」と名付けられた店だ。
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(4)豆汁

??豆汁は北京獨特の飲み物。緑豆(リョクトウ)から春雨や澱粉を製造した後、薄緑色の殘り汁を発酵させて煮込んだもの。清?乾隆帝時代には、豆汁は宮廷の食卓に出されるようになった。北京では、「豆汁を飲まざる者は本物の北京人にあらず」と昔から言われている。なぜなら、豆汁のその獨特の酸味と臭いは、飲み慣れている者でなければ、なかなか口にすることが出來ないから。豆汁の飲み方にも奧義がある。まず、ボコボコといくつか泡がでるくらいの溫度に沸騰させる。それから、付け合せにカラシナの根の千切りをラー油にまぶした物と、「焦圏」と呼ばれるリング形揚げパンを一緒に出す。酸っぱさの中に甘みが殘り、カラシナの塩味にラー油の辛さと、「焦圏」のパリッとした香ばしさが絶品といえる。

??※錦馨豆汁店ーー広渠門內大街193號。崇文區磁器口東欖桿市にある老舗。出される豆汁や焦圏は、國內貿易部が認める「中華名點心」という。

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「人民網日本語版」2008年7月2日
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