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盜まれた銅鏡 |
敦煌市博物館は3日、同館展示ホールに展示されていた國家一級文化財がこのほど盜まれたことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
敦煌市博物館の傅立誠?館長によると、盜まれた國家一級文化財(日本の國寶に相當(dāng))は、魏晉時期(220年~420年)の銅鏡という。裏面には「位至三公」の文字が刻まれており、保存狀態(tài)は良好で、直徑11センチメートル、厚さは僅か0.3センチメートル。
傅館長は、「この銅鏡は 8月24日晝に盜まれたことが発覚した。その時間帯はちょうど來場者の見學(xué)時間帯にあたる。他の銅鏡3枚も同時に盜まれたが、その3枚にはそれほど価値はない」と語った。
傅館長はまた、「敦煌市博物館の盜難防止設(shè)備はややお粗末で、赤外線通報裝置1セットが取り付けられていただけだ。この裝置を作動させるのは閉館後の夜間のみで、晝間の見學(xué)時間帯には、警備員が監(jiān)視していた」と説明した。
敦煌市博物館は、文化財の盜難が発覚した後、直ちに現(xiàn)地の公安部門に通報した。警察が現(xiàn)在調(diào)査中だが、銅鏡はまだ見つかっていない。
「人民網(wǎng)日本語版」 2008年09月04日